城の道

2021.03.04

どうも七代目でございます。

春に向かって暖かくなってきましたが、まだ風が冷たいですね。

本日は焼き印せんべいの「城の道」についてのお話です。

 

 

前回のブログで少しお話しましたが、当店では「城の道」という名前の焼き印せんべいを焼いております。

明石城のイラストの入ったおせんべいで、”復活”させてから30年が経ちました。

 

 

復活させたというのは、実はこの「城の道」、江戸時代のレシピを再現し、蘇らせたおせんべいなのです!

すりごまをふんだんに生地に混ぜ込んだ優しいお味の玉子煎餅で、食感も柔らかく、お子様でも食べやすいおせんべいとして人気です。

 

「城の道」という名前は、七代目の曾祖父である、明石の俳人 原田合浦の

 

「落ち葉降る 昔より降る 城の道」

 

という句から付けたもので、明石城の東の丸の石垣の下に今も句碑が建っています。

 

江戸時代のレシピを再現し、曾祖父の句から名前をもらい、現代で私が焼き上げる。

歴史とロマンを感じずにはいられないおせんべいです。

 

昔の人はどんな顔をして食べてたのかなぁ…美味しいな!って言ってくれてたのかな?と想像しながら、

お客さんに美味しい!と言ってもらえた時はなんだか先代に報告したくなります。

 

過去から未来へこれからも焼き続けたい大切なおせんべいの一つです。

 

こちらのリンクからすぐにショッピングページをご覧いただけます。

https://fujisenbei.thebase.in/items/39527467

 

皆様も江戸時代にタイムスリップした気分で是非ご賞味ください。